園日記

👻2021年度お泊り保育👻

市街地では小春日和が続いていますが、遠くの山々からは初冠雪の便り、

冬の足音は着実に大きくなってきていますね。

 

ぞう組さんのイベントも残り少なくなってきました。

今年のお泊り保育も無事に行う事が出来、ホッとしております。

先生方の目標は「自分も楽しむ事」。

正直疲れました(笑)が、心地の良い疲れ。

 

初めてお父さんお母さんから離れてのお泊りの子もいましたが、

今年も皆全員が、一晩寝食を共にして頑張り切る事が出来ました。

 

お家でのお声かけ等、ご協力ありがとうございました。

 

 

ピューラーで痛い思いをした子

にんにくの皮が爪の間に入ってしまった子

お料理にてお母さんの大変さを知った子

鍋、コンロの火は熱いんだ、と知った子

本当の梅干しの味を知った子

失敗「おめでとう!」

 

自分で作って食べる

自分で着替える

自分でトイレに行く

自分で寝る起きる

 

これらは全部「人間力」です。

老婆心ですが、一人で生きていく為の人間の基礎を身につけて欲しいです。

 

今年も朝は、恒例の一番出汁の味噌汁を飲んでもらいました。

 

昭和の時代、

朝の目覚めは「お母さんのまな板をたたく音と鰹節の出汁の香り」でした。

ノスタルジーに浸っていると怒られてしまうかもしれませんが、

懐かしい幼少の頃の思い出です。

 

 

🚌2021年10月度遠足 ~さつまいも掘り~🚌

昨年の遠足は雨で泥だらけでした。。

あれから1年も経つのかなと。。

今年は晴れたと思えば、真夏日一歩手前。。

なかなかベストコンディションでの芋掘りとはいかないものです。。

 

灰汁で黒くなるのは勿論承知済み。

素手で掘ってもらいました。

黒ずんだ手も思い出です。

植物、生き物の力を感じるチャンスです。

どうか、2~3日で落ちますので

「手洗いめんどくさい」等と思わないで下さいね。

子どもにとっては、一生懸命掘った勲章です。

 

今年は、土を嫌がる子も一人もおらず、顔も手も泥だらけで一生懸命汗を流し、

普段は「ダメッ」と言われている土遊びを心から楽しんでおりました笑

去年から比べると、成長を感じる子もいましたね。

 

また一つ思い出が増えた秋、

日差しは強くても、頬なでる風にはキンモクセイの香り、本格的な秋の気配が感じられました。

 

来月はいよいよお泊り保育👻 (らいおん組ぞう組)

さてさて、勇気の石をゲット出来るでしょうか。

 

本日も、お忙しい中お弁当をこしらえて頂き、ありがとうございました。

ママ弁は本当に食べるの早っ(゚o゚;

 

 

☀つぶやき☀ ~自他への愛を育む~

「思いやりのある人間になってもらいたい」

「他人に寄り添える、優しい人間になってもらいたい」

誰しもが抱く親心ですね。

 

「愛」に関して、大きく2つのくくりに分けることが出来ます。

<自己への愛> 自分中心 蹴落とし 他者への興味が薄い

<自他への愛> 思いやり 寄り添い 傾聴 労り

 

「何を理屈言ってるんだ、そんな教科書通りな事できないよ」

という、反対意見は承知で。。

ただし、少しづつではありますが、

確実に<自他愛(対象愛)>育んで行くことができると思っています。

そんなに難しい事ではありません。

 

①近くにいる大人が、他人(対象物)への愛情のお手本を沢山見せる

「子は親を映す鏡」

親は見られています。監視されています。真似されています笑

子どもと出かけた時、

運転していたら、道を譲ってあげて下さい。

しっかり挨拶をして下さい。

木々や草木にしゃべりかけて下さい。

虫けらにも命があることを話して下さい。

自然を慈しみ、人間と自然の本来の営みを伝えて下さい。

 

お家にいるとき、

旦那さん・奥さんが元気がなかったら、優しくしてあげて下さい。

物には命がある、壊れたら修理して下さい。

 

 

それらの些細な行為を子どもは確実に見ています。吸収しています。

そんな小さな積み重ねで、子どもは「愛」の振りまき方を学んでいきます。

 

②愛を伝える

人は愛されているからこそ、他人を愛し、感謝することが出来ます。

褒めてもてはやす事だけが愛情ではありません。時には叱り親の本気度や威厳を伝える事も大切です。

それだけ、子どもの考えは未熟であり、時には軌道修正が必要なのです。

 

目を見て話して下さい。

向き合って下さい。

どこでも良いので一緒にいる空間を作って下さい。

余裕のあるときは、とことん本気で付き合ってあげて下さい。

思いっきり褒めて、時には思いっきり叱って下さい。

 

「自己肯定感」を育ててあげて下さい。

 

物を与える事では満たされません。こちらの負い目を見透かしてきます。

 

「しっかり愛されている」と確信したとき、初めて他人を愛する事ができます。

 

 

 

 

🚌2021年9月度遠足 ~ぶどう狩り~🚌

このところ天候に恵まれない遠足が多いですね。

 

公園からは子ども達の元気な声が聞こえなくなり、夏が終わりを告げました。

蝉の合唱も途端にやみ、雨に濡れるブランコもどこか寂しげに揺れていました。

 

まもなく、キンモクセイの香りとともに本格的な実りの秋がやってきます。

 

ぶどう狩り、子ども達は本当に楽しみにしていました。ぶどうは好きな子が多いですよね。

子ども達の為に、中止にする選択肢はありませんでした。

中止にするのは簡単です。やれる方法を考える。

 

気温は20℃前後、気温は絶好のコンディション。

雨も小降りで、ぶどうの枝が子ども達を守ってくれました。

秋の厚着は、子どもの免疫を下げると言われています。

体は晩夏の気温降下とともに寒さを感じ、冬に向けて自然と免疫を高める準備をします。

厚着はその効果を下げてしまうんです。

少し肌寒くても、下着を着ていれば18℃位までは半袖でも大丈夫、

個人差はありますが、大人の感覚を押しつけてはいけません。

 

今回も催行できて、本当に良かった。心の声です。

お弁当🍱や雨合羽の準備、有り難うございました。

次回は、10月の芋掘りです。

すこしでも早く、世の中が平静を取り戻しますように。。

 

🏮2021年度夏祭り🏮

つくつくぼうしが鳴き始め、空にはほうき雲。。

外の夏野菜達も盛りを過ぎ、季節は秋への準備を着々と初めています。

 

2021年度夏祭り、

世の中はため息ばかりですが、きょうの保育園には一段と賑やかな子ども達の声が響き渡りました。

 

夏、、

盆踊りや納涼花火大会、クワガタ採り、プールや川遊び、ラジオ体操、墓参り、夏休みの友。。

食事は、そうめん、ひやむぎ、なすの味噌炒めときゅうりの浅漬けは常備菜で毎日のように食卓にのぼりました。

兎にも角にも、なす、きゅうり、とまと、ピーマン、とうもろこしばかり食べていました。

そして、虫刺されに蚊取り線香の香り、蛍の光に鈴虫の声。。

田舎の夏の思い出と言えば、そんなところだったでしょうか。。

 

今の子ども達に、”日本の夏”はどのように映っているのでしょうね。

コロナで、日本の昔からの生活様式まで薄れてしまったように感じます。

 

 

秋雨前線も顔を出し、明日以降、暑さの峠は越える見込みです。

 

夏の間、、

子ども達にはいっぱい汗をかかせてあげて下さい。日の光を浴びさせて下さい。

 

今後数十年はしばらく、日本の夏はどんどん暑くなっていきます。

暑さに強い体にするために、、、一番はやっぱり汗をかくことです。